プログラマーによるプログラミングのための無料BGM集 2021年版

2 週間前

この記事は新野淳一氏のブログ「Publickey」に掲載された「プログラマによるプログラミングのためのBGMなど、仕事や勉強の邪魔にならない無料で使えそうなBGM集。2021年版」(2021年6月11日掲載)を、ITmedia NEWS編集部で一部編集し、転載したものです。

 在宅で仕事や勉強をしている時間が増えてくると、ずっと無音だと寂しい気がして、できればあまり気にならないBGMや環境音があるといいなあ、と思ったことはありませんか?

 最近流行しているYouTubeでの24時間365日ライブ配信のLoFiチャンネルにはそうしたニーズに応えてか、プログラマーがプログラミングのためのBGMを配信しているものもあります。

 YouTubeの再生には動画広告が付き物ですが、ライブ配信では最初に広告が再生されると、あとは広告なしでずっと配信が続くため(少なくとも記事執筆時点では)、BGMとして使うのにぴったりです。

 この記事ではそうしたYouTubeの配信を中心に、仕事や勉強のBGMとして使えそうなサービスを紹介していきましょう。

いわゆるLoFiチャンネルとは?

 ここで紹介するYouTubeの配信の多くは、いわゆる「LoFi HipHop」(以下LoFi)と呼ばれるものです。

 LoFiとはどういう音楽ジャンルなのか、という本格的な説明は音楽専門の媒体にゆずりたいと思いますが、全体に落ち着いた(チルな)ビートとメロディらしきものを備えており、レトロ感を醸し出すようなディストーションやレコードのスクラッチノイズのような背景ノイズが合成されているものも多く、YouTubeの画像には歴史的経緯から日本のアニメ調のイラスト類が多い、といった特徴を備えています。

 LoFiの火付け役であり定番の配信チャンネルが、勉強している少女の横顔(ジブリ映画が元ネタになったそうです)がトレードマークの「Lofi Girl」チャンネルの「lofi hip hop radio - beats to relax/study to」です。

 おなじこのLogi Girlチャンネルの「lofi hip hop radio - beats to sleep/chill to」は、もう少しゆったりしたBGMが好みの方におすすめです。

 Lofi Girlに次ぐ人気とされているのが、アライグマがマスコットになっている「Chillhop Radio」チャンネルでしょう。

 「Chillhop Radio - jazzy & lofi hip hop beats」は少しジャズっぽい感じのBGMが多め。

 このチャンネルにも、少しゆったりした「lofi hip hop radio - beats to study/relax to」があります。

 Lofi HipHopのチャンネルの中で筆者がいちばんBGMとしてよく流しているのがCollege Musicチャンネルの「24/7 lofi hip hop radio - beats to study/chill/relax」です。

 全体に刺激の少ない静かな感じの曲が流れています。これも絵がなんとなくジブリっぽいですね。

プログラマーによるプログラミングのためのBGM

 さて、こうしたYouTubeにおけるLoFiチャンネルには、プログラマーが配信主となり、プログラミングをしている姿を映しつつLoFiサウンドを流す動画配信も目立つようになってきました。

 チャンネル登録者122万人を誇るJoma Techチャンネルの「chill lofi beats to code/relax to」は、その代表的なコンテンツの1つでしょう。

 ワイドスクリーンを前にえんえんとコーディングを続けるのは(おそらく)Joma氏本人。画面の手前には、Go言語のマスコットであるGopherくんの人形も飾ってあります。

 このチャンネルではプログラマーへのインタビューなど、IT技術者向けのさまざまなコンテンツも提供されています。

 MDprospectチャンネルの「24/7 | Quiet Lofi Radio to Study/Relax to」も、ずっとプログラミングをしている姿とともにLoFiなサウンドが流れています。

 同じMDprospectチャンネルの「24/7 Study With Me | Changing Nature Sounds| Pomodoro Timer 45/15」は、実際のプログラミング風景が映り、一緒に仕事をしている感じが高まります。

 しかも、45分作業、15分休憩といういわゆるポモドーロテクニックに従って画面も切り替わりますので、定期的に休憩したい人の時報代わりにも使えそうです。

 Code Pioneersチャンネルの「Coding in Chicago | LoFi Jazz Hip-Hop」も、プログラマーがLoFi配信を始めたチャンネルの1つ。

 このチャンネルで興味深い点の1つは、配信主でありシカゴでフルスタックエンジニアとして働いているDion Lewis氏が、どうやってこのチャンネルの24時間365日の動画配信を行っているのか、その仕組みをざっとではありますが紹介しているところです。

YouTube 24/7 Live Stream Setup - Using Ohbubble and Vultr

How to Make a Lofi Hip-Hop Video

 LoFiサウンドの調達方法さえなんとかなれば、24時間365日のライブ配信を実現するためのシステム構築はなんとなく面白そうな気がします。

ノリノリで仕事をしたいとき、もうだめなとき

 少しだけ国内のBGM配信チャンネルについても紹介しておきましょう。

 あのAvexが開設したHI-BPM STUDIOチャンネルの「HI-BPM STUDIO 24/7 Live Radio | ENERGY, SPEED, POWER, EUROBEAT, UPLIFTING DANCE SOUND」は、刺激のある曲をBGMにしたい方に。

 頭文字D(イニシャルD)のバトルシーンが延々と続く映像とともに、ユーロビートがいつまでも駆け抜けて行きます。

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ああもう今日は仕事をする体力が残っていない、という場合には、サンリオが開設した「GUDETAMA / ぐでたま【Sanrio Official】」チャンネルの「ぐでたまの部屋 / Gudetama LiveCam & Chill Out BGM Radio」をどうぞ。

 正統的なLoFi HipHopチャンネルとしては、ソニーミュージックが開設した「Sakura Chill Beats」の「Sakura Chill Beats サクラチルビーツ | lofi beats,24/7,chill,relax,study to,radio,」もあります。

WebサイトやアプリでBGMを調達

 最後にWebサイトやアプリで提供されているBGMを紹介しましょう。

 「Drive & Listen」は、世界中の都市の運転席からの風景と現地のラジオの音声が聞こえてくるWebサイトです。

 都市はアムステルダム、バルセロナ、北京、ベルリン、ブタペストなど60か所以上。まるで現地をドライブしているような感覚になります。

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 「Coffitivity」は、「Morning Murmur」(朝の雑踏)、「Lunchtime Lounge」(お昼時間の食堂)、「University Undertones」(学内のざわめき)など、人混みにいるような人の気配を感じるサウンドを鳴らしてくれます。

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 iOSアプリの「mimicafe」は、好みのざわめきや環境音を選んだりカスタマイズできるアプリ。

 あらかじめいくつかの環境音がプリセットされているため、好みのプリセットを選べば、クラッシックが小さく流れる落ち着いたカフェや、誰かのよく聞き取れないささやきが聞こえるカフェ、鐘の音が聞こえる協会のカフェなどの環境音がすぐに聞こえてきます。

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 それに加えて、食器がすり合う音や小さな話し声、ギターやピアノのBGM、誰かがシャーペンをノックする音など、さまざまな音の要素を自由に組み合わせて、自分だけの環境音を作り上げることもできます。

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 お気に入りのBGMを見つけて、仕事が少しでも楽しくなるといいですよね。

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