好みの顔が生成されないということはございませんか?
StableDiffusionで好みの顔を生成する方法
Stable Diffusionのroopという拡張機能を使用すると、生成するモデルに指定の画像の顔を組み込むことができます。
これにより、LoRAなどを作らなくても、好きなスタイリングで気軽にコスプレ画像などの生成を楽しむことができます。ただし、顔の入れ替えにしか対応していないため、顔以外の差し替え生成を希望する場合は、別のもので対応が必要です。
roop for Stable Diffusionを使用するには、Visual Studioのダウンロードやコマンドの設定が必要です。Visual Studioはhttps://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/こちらからダウンロードできます。
また、「pip install insightface==0.7.3」というコマンドを実行する必要があります。
Google Colabやコマンドプロンプトなどに pip install insightface==0.7.3 を実行して終了。
次はroom for Stable Diffusionのインストールです。
roop for Stable Diffusionのインストール
roop for Stable Diffusionのインストール方法は次の通りです。
- 「Extensions」>「Install from URL」
- 「URL for extension’s git repository」に「https://github.com/P2Enjoy/sd-webui-roop-uncensored」を記入
- 「Install」ボタンを押す
- 「Extensions」>「Installed」>「sd-webui-roop-uncensored」が入っていて、チェックが入っていることを確認
- 「Check for updates」>「Apply and restart UI」ボタンをクリック
- 一度、Stable Diffusionを終了させる
- もう一度、Stable Diffusionを立ち上げる
使い方
Roop for Stable Diffusionには、txt2imgから使う方法と、img2imgのinpaintから使う場合の2通りがあります。
txt2imgは、通常の画像生成の最後に、顔の特徴を反映してくれます。img2imgの場合、inpaintで顔を塗りつぶすことで、既存の画像の顔だけに特徴を反映してくれます。これにより、同一人物に対して、ダイナミックに服や背景、ポーズを変更することが可能になります。
要約すると、Roop for Stable Diffusionは、txt2imgとimg2imgのinpaintから使う方法があり、顔の特徴を反映させることができます。これにより、同一人物に対して服や背景、ポーズを変更することが可能です。
txt2imgから使う方法
Roop for Stable Diffusionを使用するには、特徴を抽出したい写真をドラッグ&ドロップし、Generateボタンをクリックするだけです。これにより、簡単に画像生成ができます。
img2imgのinpaintから使う方法
img2imgのinpaintを使用するには、まず、顔の特徴を反映させたい画像をドラッグ&ドロップします。次に、Roop側に顔の特徴を抽出したい画像をドラッグ&ドロップします。そして、顔の部分を黒く塗りつぶした後で、Generateボタンをクリックするだけです。これにより、簡単に画像生成ができます。
機能
まとめ
この記事は、stable diffusionの新しい拡張機能であるroopを使用して、顔の特徴を引き継ぐ方法について説明しています。stable diffusionだけでなく、AIによる画像生成は、プロンプトに注意を払っても、背景、ポーズ、衣装、人物、表情が毎回変わるため、すべての要望を満たす画像を生成することが非常に困難です。最近では、人物の顔を固定したり、特徴を引き継ぐ拡張機能が次々と登場しており、その1つとしてroopが注目されています。AIによる生成画像はガチャと言われていますが、この記事が少しでもガチャの回数を減らすために役立てば幸いです。
以上が、Stable Diffusionで好みの顔を生成する方法です。
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