Office製品を横断的に操るAIが登場
米Microsoftは、Office製品を横断的に操る新しいAIアシスタント「Copilot Studio」を発表した。Copilot Studioは、コード、ドキュメント、プレゼンテーションなどの作成を支援するAIアシスタント「Copilot」を拡張したもので、PowerPoint、Excel、WordなどのOffice製品を組み合わせて使用する場合にも、AIによる自動化や提案を活用できるようになる。
Copilot Studioの画面
Copilot Studioの特徴は、以下の3つである。
- Office製品を横断的に利用できる
Copilot Studioは、PowerPoint、Excel、WordなどのOffice製品を組み合わせて使用する場合でも、AIによる自動化や提案を活用できる。たとえば、PowerPointのプレゼンテーションでExcelのデータを引用する場合、Copilot Studioは、自動的にデータのグラフ化やチャート化をサポートする。
- AIによる自動化や提案を強化する
Copilot Studioは、Copilotの機能を拡張し、AIによる自動化や提案を強化する。たとえば、Wordの文章を作成する場合、Copilot Studioは、自動的に文章の構造や内容を改善する提案を行う。
- クリエイティブな表現を支援する
Copilot Studioは、クリエイティブな表現を支援する機能を備える。たとえば、PowerPointのプレゼンテーションで、独自のデザインを作成する場合、Copilot Studioは、自動的にデザインパターンやテンプレートを提案する。
Copilot Studioは、2023年12月から、米国のMicrosoft 365サブスクリプションユーザー向けに提供開始される予定。日本国内での提供開始は、2024年以降を予定している。
Copilot Studioの登場により、Office製品の利用がより効率的かつクリエイティブなものになると考えられる。
具体的な機能としては、以下のようなものが挙げられる。
- データの自動グラフ化やチャート化
- 文章の構造や内容の改善
- デザインパターンやテンプレートの提案
これらの機能により、ユーザーは、Office製品を組み合わせて使用する場合でも、より簡単に、より効果的に作業を進めることができるようになる。
Copilot Studioは、まだ開発中であり、今後も機能の拡充が予定されている。今後の展開に注目していきたい。
